2014年3月23日日曜日

In The Country / Sunset Sunrise

Date: 2014-03-23
Type: CD
Artist: In The Country
Title:  Sunset Sunrise
Year: 2013
Store: PIT INN
Price: JPY 2,800

Comment:

終演後、ライブ会場で購入。サインもしてもらった。




In The Coutry / Pit Inn / 2014-03-23

Date: 2014-03-23
Type: Live
Artist: In The Coutry
Venue: PIT INN
Price: JPY 5,000
Comment: 
バラカンのラジオで何度か紹介してるのを聴いたが、最初に聴いた時に何か引っ掛かった。ヨーロッパのピアノ・トリオに惹かれるのは2回目。なにか、共通した匂いがあるように思う。

今日はちょっと忙く行けるかどうか微妙だったけど、どうにか思い切って行けた。開演前に2階のタイ料理屋で腹ごしらえしていると、ヨーロッパ人らしき三人連れがやって来た。風貌からメンバーに違いない。

久しぶりのピットインにはアーティストの強い希望で禁煙としてある。当然、誰もタバコを吸っていない。が、椅子や空間に臭いが染み付いているのだろう、タバコの臭いが強かった。

とても神経質な前座の演奏が終わって、In The Country登場。やっぱりタイ料理屋にいた人達だ。演奏が始まる。前座の印象を引きずっているためか、とても力強く感じる。それなのにとても繊細。そしてダイナミック。アコースティック楽器がどんなにダイナミックか、改めて認識させられる演奏だ。こういう音はタバコとの相性も良さそうだなと思う。

ビアノとドラムの掛け合いを追いかけながらイメージが広がってゆく。ノルウェーってどういう処だろう?あのフィンランドの映画みたいな処かな。何時か行けるのかな。北欧を旅して、クラブでジャズを聴いて回るような北欧の旅を、何時かしてみたいな。




2014年3月20日木曜日

Luther Dickinson / Rock 'n Roll Blues

Date: 2014-03-20
Type: CD
Artist: Luther Dickinson
Title:  Rock 'n Roll Blues
Year: 2014
Store: amazon.co.jp
Price: JPY 1,558
Discogs Link
Comment:

Black Crowesに参加してからのLutherは多作といえそうだ。2011年にKeys to the Kingdom、2012年にSolo、2013年にはWorld Boogie is Coming。その合間にThe Wandering, Ian Siegal, Jim Lauderdaleもやっている。

2012年のHambone's Meditationsはアコギでインストという寝ぼけたような作品だったが、なぜか気に入り、飽きもせずに何度も聴いた。今作もアコギばっかりだけど、バンドで歌入り。ド渋いbluesばっかり並んでいる。BandではあるがdrumsはCoddyではなく、だからこそNMA名義ではないのだろうが、実際のところあまり変わらない。アルバム・タイトルの"
Rock 'n Roll Blues"そのまま。

友達を集めて、演奏し、最初の勢いが生きているうちにcaptureしてさっさと作ったような感触の作品。思えば、Keys to the Kingdomは良く練られた作品だったが、それ以降は作品はさっさと作るものと決めているかのようだ。粗いか?というと、そうかも知れないけど馴染みやすい落ち着く音。好みに合うってことなんだろうな。10曲35分というサイズもちょうどいい。70分もの間、飽きずに音楽と向き合えるのはライヴたけだ。

カバーアートも素晴らしい。


2014年3月19日水曜日

それでも夜は明ける / 12 Years a Slave

Date: 2014-03-19
Type: Movie
Artist: Steve McQueen
Title: それでも夜は明ける / 12 Years a Slave
Year: 2013
Theatre: TOHOシネマズスカラ座
Price: JPY 1,800
日本オフィシャルサイト

Comment:
Rasismが吹き荒れる2014年、今現在の日本にぴったりの映画。人間の感覚はどんな状況にも適応して慣れてしまう。社会全体が許容している環境では、信じられないような非人道的な扱いをしていることにさえ気づけない。常識に囚われずに、自分の感覚を疑い続けなくては。

余談だが、 New Orleansの自然がとても美しい。


2014年3月16日日曜日

James Luther Dickinson / Dixie Fried

Date: 2014-03-16
Type: CD
Artist: James Luther Dickinson
Title: Dixie Fried
Year: 1972
Store: amazon.co.jp
Price: JPY 1,200
Discogs Link
Comment:

Lutherの親父の若かりし頃の作品。めずらしく日本盤が安かったので購入。解説がついてるって、なんか新鮮。


2014年3月15日土曜日

仲井戸麗市、花田裕之、リクオ / HOBO Connection 2014 - Rolling Gentlemean

Date: 2014-03-15
Type:Live
Artist: 仲井戸麗市、花田裕之、リクオ
Venue:Thumbs Up
Comment: チャボと花田が一緒に演奏するチャンスなんて、滅多にない。リクオがどうかとも思ったけど、やはり行くことにした。バラバラに演奏するのか、セッションになるのかも全然知らずに行った。

最初は花田とリクオが出てきて2曲くらい。おれはなまず、ってのも演奏した。花田が一人で2曲くらいやって引っ込み、リクオが出てきて一人で演奏を始めたときにようやくこれがリクオの仕切りのイベントだってこと理解した。全員、リクオの客じゃん!

リクオを見るのは15年ぶりくらいか。前よりだいぶアクが抜けて違和感がなくなった。十分楽しめる内容だった。

その後はチャボが出てきて何曲か。チャボも久しぶり。Bobby Charlesのカバーなんかも演奏して、まさにチャボって感じ。そうそう、「方々へ」もやったな。

最後は3人になって、結構いろんな曲をやってくれた気がする。村八分の「夢うつつ」とか、ルースターズの「ガールフレンド」とか。

実に楽しいよるだった。Thumbs Upのハンバーガーもうまかった。立ち見だったけど、問題なし!


2014年3月12日水曜日

Nick Cave and The Bad Seeds / Push The Sky Away

Date: 2014-03-12
Type: CD
Artist: Nick Cave and The Bad Seeds
Title: Push The Sky Away
Year: 2013
Store: amazon.co.jp
Price: JPY 1,305
Discogs Link
Comment:

去年買ったNick Cave & The Bad Seedsのライヴ盤が期待を超えて好みに合うことが分かった。たまたまTwitterでECDが意外に良かったと言っていたのを読み、理由は分からないが聴いてみる気になって注文したのだった。2-3度聴いてなにかが引っかかってもう一度聞きたくなり、何度か聴くうちに染み付いてきて好きになっていく感じだった。リリース当時はあまり好きではなかったTender PreyやHenry's Dreamも、その状態で聴きなおしてみると、なかなかいい。ならば、少しづつ遡って聴いてみようか。

まずは同じく2013年の本作。聞くところによれば、Bad Seeds名義の作品を作るプレッシャーから逃れる意図もあってGrinderman名義の活動を暫く続けたらしいが、そのプレッシャーを克服してのBad Seeds復帰作ということになるのだろう。

前述のライヴ盤に収録されていた曲が4曲、Youtubeでクリップを見ていたJubilee Streetも収録されていて、全体の半分以上は知っている曲で、馴染みやすい。軽快とは言い難いBad Seedsの作品だけに、全9曲43分というヴォリュームがアルバム1枚を通して楽しむには手頃に感じる。

一聴して期待したとおりに作品の完成度が高いことが分かる。Finishing Jubilee Streetが強く引っ掛かかり、もう一度聴きたい気持ちになる。聴き込んで行くのが楽しみだ。Lyricsもチェックしながら聴いてみたい作品でもある。

1. We No Who U R (4:04)
2. Wide Lovely Eyes (3:40) *
3. Water's Edge (3:49)
4. Jubilee Street (6:35) **
5. Mermaids (3:49) *
6. We Real Cool (4:18)
7. Finishing Jubilee Street Cave, Ellis, Wydler 4:28)
8. Higgs Boson Blues (7:50) *
9. Push the Sky Away (4:07) *




2014年3月9日日曜日

Jim Jarmusch / Only Lovers Left Alive

Date: 2014-03-09
Type: Movie
Artist: Jim Jarmusch
Title: Only Lovers Left Alive
Year: 2013
Theatre: 下高井戸
Price: JPY 1,000
日本オフィシャルサイト

Comment:
二回目のOnly Lovers Left Alone。今回はストーリーを追うことに神経を使ったり、混乱した頭を整理しながら次のシーンを追いかけたりする必要がなく、代わりに一つ一つのカットの意味を考えたり、セリフの細かいニュアンスを確認したり、写し込まれた背景や衣装の変化に注意したりしながら、ゆったりと映画を楽しめた。

ますやん夫婦のお陰で夫婦割り金額で観れた。ありがたい。





 

2014年3月8日土曜日

もんすたぁずChaper 47

Date: 2014-03-08
Type: 落語
Artist: もんすたぁずChaper 47
Venue: 古石場文化センター
Comment: 3回目のもんすたぁず。家のホントすぐ近所でやるので便利。会場は和室で、客は50人程度。ほんとオーセンティックな落語会。

喬之進の「四段目」は途中ちょっと端折ったんじゃないかな?定吉が親を出汁に使って嘘の言い訳するのを旦那がやりこめるシーンがなかったっけ?

ストーリーは覚えていたのに、「干物箱」 のオチを忘れていた。右太楼の噺には、十分引き込まれた。

志ん陽の「粗忽の使者」は中々良かった。志ん陽に合うネタじゃないかな。身振りも含めて大いに笑った。

くじ引きは景品が沢山あったのに、当たらなかった。いつか手ぬぐいが欲しいな。次回は5/18。いけるかな?

今回の番組
  • 春風亭朝也「熊の皮」
  • 柳家喬之進「四段目」
中入り
  • 柳家右太楼「干物箱」
  • 古今亭志ん陽「粗忽の使者」


Soft Machine / Original Album Classics

Date: 2014-03-08
Type: 5CD
Artist: Soft Machine
Title: Original Album Classics
Year: 2010
Contents:
   Third (1970)
   Fourth (1971)
   Fifth (1972)
   Six (1973)
   Seven (1973)

Store: amazon.co.jpPrice: JPY 2,111
Discogs Link



Comment: すぐ聴くつもりじゃないけど、手に入るうちに購入。一旦眠らせて、そのうち聴く予定。










 

Seun Kuti & Egypt 80 / Long Way to the Beginning

Date: 2014-03-08
Type: CD
Artist: Seun Kuti & Egypt 80
Title: Long Way to the Beginning
Year: 2014
Store: amazon.co.jp
Price: JPY 2,601
Discogs Link

Comment: Femi KutiとSeun Kuti、交互にアルバムを発表してるような印象がある。毎年のようにどちらかが発表してるような印象も。今回もまったく変わらぬ最強のAfro-beat。CDよりはLiveで実力が発揮されるタイプの音楽。サポートしたい気持ちもあってCDが出れば必ず買うし、発売までは楽しみにしてるんだけど、あまりヘビロテにはならないんだな。

今回はM4. Ohun Aiyeのようにラテンっぽい新趣向もあり。

2014年3月7日金曜日

Jean-Luc Ponty / Original Album Series

Date: 2014-03-07
Type: 5CD
Artist: Jean-Luc Ponty
Title: Original Album Series
Year: 2014
Contents:
  Upon the Wings of Music (1975)
  Aurora (1976)
  Imaginary Voyage (1976)
  Enigmatic Ocean (1977)
  Cosmic Messenger (1978)

Store: amazon.co.jp
Price: JPY 2,171
Discogs Link

Comment:

amazonを徘徊してて見つけたartist。今まで名前を聞いたこともなかった。こういうJazz Rockは好きなんだけど、突っ込んで聞いてなかったからなぁ。Colosseum IIと3部作のJeff Beckくらいか。こういう人が、しかもフランスにいたんだなぁ。

ところが経歴を調べて驚いた。ZappaのHot Ratsで演奏してるって!なんだ!守備範囲に入ってたじゃないか!

まだ1枚しか聴いてないけど、いかにも70年代の音作りで聴いてて落ち着く。慌てず、少しづつ聴いていこう。

Jazx RockのOriginal Album Seriesで気になってるartistが、Soft MachineとMahavishnu Orchestra。Jean-Luc Pontyも入れると全部で15枚だよ。聴く時間を確保できるか分からないから迷ってたけど、いつまであるか分からないから買えるときに買っておくべきかも。聴くのは後でいいから。








  




2014年3月6日木曜日

Giuseppe Tornatore / 鑑定士と顔のない依頼人

Date: 2014-03-06
Type: Movie
Director: Giuseppe Tornatore
Title: 鑑定士と顔のない依頼人 / The Best Offer
Year: 2013
Theatre: 日比谷TOHOシネマズシャンテ
Price: JPY 1,800
日本オフィシャルサイト


Comment:事前に予告編を見ていたから、終盤でひっくり返るという話を聞いていたのに、すっかり忘れていた。エンディング・ロールを見ながらようやく概要に思い至るという自分の鈍さ、愚鈍さに、今となって思い至る。

詐欺はクイックじゃなきゃいけない。ゆっくり時間をかけて考えれば誰でもおかしいと思う。その時間をかけさせずに一気に巻き込んでいくのが詐欺、またはトリック。夜の雨の暴力シーンくらいまでは引き込まれて観てた。その後の展開のとんとん拍子に少々鼻白み、エンディングが心配になって来た。カンのいい人はもっと前から、そうではない人もその辺りでなにか気づくんじゃないかな。でも僕はまだ、トリックの映画だってことを忘れたままだった。

その後もあれよあれよで見てるだけで、ダンサーの絵をひっくり返したときにjimmyという名前が出てきても全体の構図に気が付かなかった。エンディング・ローでJimmyって誰だっけと記憶を巡らせて、ようやく思い至った。

でもトリッキーは楽しくて好きだな。映画も音楽も。鈍い人の特権かもね。

プロットの不満がひとつある。資産処分自体がフェイクだったことをヴァージルが見抜けないのも無理はなかった、という事を訴えるエピソードが欲しかった。イベットソン家のコレクションは、単独のオークションに値する程にスジが良いのだから、業界の第一人者であるヴァージルは、なにかしらのダブル・チェックをしたはず。そんなコレクションなら、保有者が明確な作品か、作品自体の存在が知られていないような発見のどちらかが含まれているはず。そのような作品に真贋に際しては、まず十分な情報を収集しているはずで、そのようなプロセスをどのようにしてパスしたのか興味がある。

2014年3月5日水曜日

Drive-by Truckers / English Oceans

Date: 2014-03-05
Type: CD
Artist: Drive-by Truckers
Title: English Oceans
Year: 2014
Store: amazon.com
Price: USD 14.28
Discogs Link

Comment: 久しけぶりのような気がするDBTの新譜。2011年のGo-Go Bootsからだから、3年ぶりか。メンバーも少し変わったかな。Slide guitarがいなくなったようだ。基本的はやはりPattersonとMikeのbandなんだな。

一曲目からMike Cooleyが歌ってて驚くが、なんと8曲目までPerttersonと交代ではないか。しかもM8はPattersonの曲をMikeが歌ってるし。作曲で見ると13曲中6曲がMike作でKooleyファンとしては嬉しい。こんなの初めてじゃないかと思って調べてみると、2008年のBrighter Than Creation's Darkでは、19曲7曲がMike作曲、Pattersonが9曲で残り3曲がShonna。MikeとPattersonの割合で考えると、割りと近いとも言えそう。

それに対して2010年のThe Big To-Doと2011年のGo-Go BootsではMikeは3曲づつしか書いていない。この辺りが、この2枚のアルバムをあまり聴いていない理由かもしれないな。

Kooleyが僕と同じ1966年生まれだって、初めて意識した。



2014年3月2日日曜日

大幽洞窟 スノーシュー

Date: 2014-03-02
Type:Hiking
Place: 大幽洞窟

毎年のように世話になっているハッピースノーシューの案内で、スノーシュー・ハイク。今年は大幽洞窟という、初めての場所。

往復4km程度という話で、ハッピースノーシューのコースの中では最長とのこと。

始めは植林された唐松の中を進む。植林したものの、昔はひどく曲がってしまい木材としては使えずに放置されてしまったそうだ。最近になってまっすぐになってきたが海外の木材に価格で勝てず、放置が続いていると。森が自力で元の植生に戻るのには時間が必要で、人間が手を加えて加速しなければ、この状態が続くだろうと。



人工的に出現した景観だが、美しい。


平坦な道から左に曲がり、沢伝いに登りになる。沢には雪がかぶってるけど、見えなくなるほどじゃない。動物の足跡が沢山ある。ニホン・カモシカ、ウサギ、キツネなど。

朝から複数のパーティが先に登っているので道は踏み跡で固められつつある。そのくらいのほうが、登りはやさしい。

下りは踏み固められた道を迂回し、沢の反対側の斜面を自由に歩く。新雪の急斜面を駆け下りたり、緩斜面を自在に歩くのは楽しい。

弦アジサイの花があちこちに。

車を駐車したのは、去年武尊山に登った時に宿泊したシャレー・ラネージュの裏側の道の行き当たり。その上は萱場だったという。茅葺き屋根の萱を収穫するための斜面で、植林されていないために平原になっている。最後はこの緩い傾斜の平原を自由に歩きながらゴール。実に楽しかった。

2014年3月1日土曜日

Mont-bell / Storm Cruiser Jacket

Date: 2014-03-01
Type: Rain Jacket
Maker: Mont-bell
Model: Storm Cruiser Jacket (M)
Price: JPY 18,500


Comment: Aigleの雨具を2005年くらいから使っていたんだけど、2012年くらいから耐水性の劣化が気になって来た。最近の素材にも興味があったので、去年の秋くらいから雨具の買い替え検討を始めていた。国産に拘りたい気持ちがあったのでmont-bellの雨具を調べて見ると、Storm Cruiser Jacket はなかなか良いということが分かって来た。Mont-bellストアで実物も見て、これならよかろうと心も決まっていたが、実際の買い替えタイミングの決めてがなく、保留にしたままモチベーションも下がっていた。

スノーシューに行く日の前日、別件でMont-bellストアに立ち寄り、そういえばこれこそ正に買い替えタイミングだと気付き、その場で心を決めて購入した。

デザイン、色ともに満足だし使い心地も良い。水の弾きも素晴らしい。耐久性がどうなのか、時間をかけて見ていくしかないが、全体的に満足している。